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ゆきよみ現場のはなし2021

ゆきよみ現場のはなし2019



2020年5月02日 お庭の様子
2月に引渡しをしたお宅にお邪魔してきました

ご主人がこまめにお庭(屋上も)の手入れをされていて、植物がとても元気に成長していました
外からはもちろん室内から見る景色が見違えるほど植物の生命力にあふれていて、お家の潤いが増しています

基礎工事のときに掘った土をお庭に傾斜させて盛り土しているので
まるで舞台のひな壇に立つ役者を見るように、植物の様子を室内から楽しめます
また、それによって周りのお宅からの視線も気にならないと喜んでいらっしゃいました

残工事となっていた木製雨戸も施工されました
雨戸のグレーの色を背景に、植物が綺麗に映えています

庭のピラミッド
中庭が植物の舞台のようになっていて、室内から生き生きとした植栽の姿を楽しめます
木製雨戸
雨戸が取り付けられました
グレーの背景と植栽の対比が柔らかで良い感じです
中庭
中庭の植栽も元気に育っています
中庭
屋上のプランターもご主人がこまめに手入れされていました
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2020年4月21日 木工事スタート
今日は先月解体の様子をアップした現場に行きました
木工事や設備工事などが進んでいます
木下地を組み始めているリビングと玄関の間仕切り
真ん中にぶら下がっている白い箱は分電盤です
トイレのようす
便器の向きを既存から90度反転させる計画です
床スラブに空いている既存の汚水菅の位置は変えられないので
それに合わせて便器の位置が決まります
トイレのスペースに問題ないかなど確認しました
既存の壁紙を剥がした壁が見えています
手前には簡易テーブルがあって
ここに図面を広げさせてもらって打ち合わせをします
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2020年3月19日 解体現場
今日は解体が始まっているリノベーション現場に行きました

現場からの質疑を受けながら
上階のお宅からくる配管の位置や高さの採寸をしたり
(主に天井高さに影響します)
床スラブに空いている排水口の径や位置を採寸したり
(スラブ下配管の物件ですが キッチンと浴室の配置を入れ替える計画をしているので 排水計画に問題ないか確認します)
キッチンの位置を移動した際の換気ルートに問題ないかを確認したりしました
(キッチンの換気ダクトは 径が普通の換気ダクトよりも大きいのに加えて不燃材を巻くので
ダクトを隠蔽する場合は配管ルートに必要なスリーブや
天井懐などの寸法が大きくなります)

次は解体が終わる頃に現場に行く予定です

リノベーション ダクト
天井際の配管たち(このお宅の給水管などの配管のほか、上の階の排水管が見えます)
上の階の配管は専有部にあっても移動や交換を勝手にすることができません
リノベーション 配管
もともとあった浴室の排水溝 ちょっと分かりにくい写真ですが
排水管がまっすぐ床スラブを通って下階に配管されています
リノベーション ダクト
コンクリートの垂れ壁の高さを確認してもらっています
写真上部の梁に大きめのスリーブ(穴)が空いていたので
そこを利用してキッチンの換気ダクトやエアコンのダクトなどを配管します
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2020年3月14日 ショールーム巡り
今日はマンションリノベーションを計画中のお施主さんとショールーム巡りに行ってきました
計画は基本設計も中盤に差し掛かっています

各仕上げ材やその仕上げ方、設備機器やタオルかけ・ドアノブなどのアクセサリー類など
家づくりにおいて決めることは本当にたくさんあります

何から決めていけばいいか分からない!
そんな時は床材から決めていくことがオススメです
なぜ床材かというと、特に住宅の場合、人が触れる頻度・目にする頻度が高く、全体に使われる面積が広いため
空間の印象と住環境に大きく影響するからです
実際にショールームなど広い面積で実物を見て、足で踏んでもらい感触を確かめて、候補を絞っていきます
そしてその他の仕上げ材や色合い、風合いなどを床に合わせて決めていくと
全体的にまとまりができやすいですよ

今日は床材のほか、水栓関係、アクセサリー類、バスタブなど広範囲に見て回りました

フローリング ヘリンボーン
村上建築設計室の物件でよくフローリング材をお願いしているマルホンさんで
ヘリンボーン張りも出してもらいました
施工費が高くなるのがネックですが、魅力的な味わいがあります
洗面
水回りのアクセサリー関係でよく採用するリラインスのショールームに展示されていた洗面器セット
お施主さんはこちらの洗面器とカウンターの感じが気に入られたようです
FSB
衛生機器などをよくお願いするTformさんでFSBのドアノブの使用感を試しているところ
FSBは以前より村上建築設計室でよく採用していて
日本のよくある軽い操作感のドアノブと違った重厚感や上質さが感じられます
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2020年2月07日 竣工引渡し
このブログ当初から報告を重ねてきたお家がとうとう引渡しとなりました
このプロジェクトを振り返ると、たくさんのことを勉強させていただいた時間でした

引渡し後は、庭の土や屋上のプランターに植栽が植えられて
ミニ開発が進んで消えゆく、郊外の美しい緑とおおらかな空気を
この土地で人に伝えていくことになりそうです

お施主さんご家族をはじめ、渡辺富工務店の皆さん、携わった現場の方、所長夫妻に
改めて感謝の気持ちでいっぱいです
姿見
中庭から光がやさしく反射する玄関
姿見を床から天井まで張っているので景色も連続します
鉄骨階段
屋内階段の裏側
鉄骨とウォールナットで圧迫感が出ないように仕上げました
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柔らかい拡散光が壁をなでている廊下西側
木製サッシを床から天井・廊下幅一杯に設けました
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洗面洗濯室の様子
鏡は引き戸兼防火戸になっています
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夜の廊下
左の壁一面の本棚をくぐると各寝室があります
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2020年1月17日 現場打合せ年初め
あけましておめでとうございます
今日は年始初の現場打合せでした

現場はほぼ出来上がり、残すは飾り棚と雨戸、そしてお施主さんが手配される外の植栽計画です
午前中は現場を一通り見て廻り、問題がないか・塗装が甘いところなどないか等チェックし
午後はお施主さんと植栽や雨戸の打合せをしました

本年はブログもうちょっとコンスタントにがんばりますので
どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いします

ストリップ階段 村上建築設計室
養生の取れた屋内階段

床と同じくブラックウォールナットの無垢材を段板にしています

雨戸に塗る予定の防火塗料 村上建築設計室
雨戸の打合せで現場監督さんが用意してくださった耐火塗料のサンプルとパンチングメタル

泥棒だけでなく今後起こる可能性のある強烈な台風や火災旋風から建物を防御するため
コストを検討しながら雨戸の性能を高める予定です

外構に敷いた砂利 村上建築設計室
外構の砂利が敷かれていました

雨水はなるべく地下に浸透させるため防草シート敷いた上に砂利を敷いています
砂利は白馬白那智の小サイズ

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