建築設計事務所 村上建築設計室



設計や工事に関する質問を想定して解答を書いてみました


仕事を依頼しようか悩んでいます
お気軽に、ご相談ください。

こちらから設計の押し売りはしませんし、敷居の高い設計事務所でもありません。

まずは内容についてご相談いただき、お話をして、お互い問題なく設計が進められそうだと判断したら設計契約を結んでいただいて、その先のプロセスに進みます。
もし、他の設計事務所の方が適していそうでしたり、設計事務所を通さない方が良さそうな場合は、そちらをお勧めさせていただきます。

もちろん相談は無料です。

打合せはどんなかんじ?
通常はメールや電話でやりとりをして、2週に1回くらいお食事をしたりお喋りをしながら打合せをして、様々なアイディアを出して夢を膨らませます。

図面や模型、CGを作ってみて、それに対する意見やスケッチを出し合ったり、雑誌の切り抜きやどこかで見た素敵な空間の話などもしながら、どんな空間でどんなことをするのが楽しいか、どうしたらより合理的な建物になるかなどを探っていきます。

実際に使うものも見て触れて頂きたいので、参考になりそうな建物を見たり、ショールーム巡りをしたりもします。

どういうことを考えていくの?
・安全か

建物はシェルターでなければならないと思っています。
自然は美しく、生命の維持にとってかけがえのないものですが、そのままでは人間にとって厳しいですし、時に恐ろしく危険なものでもあります。
屋根や外壁といったフィルターで過酷な環境や猛獣、悪人などが屋内に侵入しないようにし、自然をうまく取り入れ、地震や火災、台風などの災害にも強くする必要があります。

・機能的か

いくら斬新で美しくても、それだけではただの芸術作品ですし、使いにくかったら建築としては機能しません。
また、歳月を重ねることで使われ方も変化してくるかもしれません。
人それぞれに個性があるように、施主の動作や生活習慣などを見つめ直し、土地特有の環境にも合わせ、将来の可能性も考慮することで、長期間にわたって便利に使われ、いい建物として成長していくと思います。

・耐久性は保てるか

建物は竣工時の見栄えや、建築コストだけを考えるのではなく、20年後、30年後も機能や美しさを保てるように考える必要があります。
そのためには、素材の劣化速度を考慮しながら組み合わせるだけでなく、メンテナンスしやすく、また、したくなるような建物にしていく必要があります。

・美しいか

綺麗な建物や空間にいると気持ちがいいものですし、気の流れもよくなると思います。
しかし、見苦しい建物は、そこにいると気持ちが荒んできますし、人々から愛されず、結果的に短命に終わる傾向が強いと思います。
多くの歴史的建造物を見ても、美しいということが建物の耐久性に大きく関わってくると考えています。
建物単体での美しさだけではなく、環境も含めて美しくなると理想的です。

・コストは問題ないか

夢を追えばきりがありませんし、建物を大きくしたり、いいものを使うとお金もかかります。
限られた予算のなかで、組み合せを工夫し、よりよくなるようにしていく必要があります。

・無駄がないか

無駄が生じると、コスト的にもったいないですし、建物がブヨブヨしたり、うまく使われずに空気感が淀んでしまうことがあります。

・住宅の場合

その建物で楽しい人生がおくれるか。
日常生活の1つ1つがより豊かで美しく感じられるようにならないか。
普段の生活スタイルや興味を持っていることとギャップがないか。
長い時を経ても問題なく住んでいられる建物であるか。

・商業施設の場合

ゲストにうまくお店のイメージが伝わるか。
扱っている商品やサービスの魅力が、空間によってよりよく感じられないか。
導線は悪くないか、メンテナンスは容易か、働いている人も気分よく過ごせないか。
また来たいと思わせる空間に出来るか。

・事務所の場合

作業上の機能は満たされているか。
長い時間いても疲れない空間か。
新しい発想がうまれるような豊かな空間か。

など、理想の空間をめざして確認していきます。

建売住宅と住宅メーカーと設計事務所との違いは?

こちらをご覧ください

だいたいの設計・監理の流れは?

こちらをご覧ください

設計には時間がかかるものなのか?
極力、ご希望の時期に合わせます。

ただ、早く設計してしまおうと思えばもちろん出来ますが、建物というのは恐らく一生のうちでかなりの高額な買物ですし、何十年も付き合っていくものになります。
また住宅の場合は、その中で人生の大半を過ごす重要な空間にもなりますので、時間にゆとりが持てる場合は時間をかけて検討を重ねられた方が、よりよい建物に繋がってくると思います。

例えば、
「この中から床材や壁材、システムキッチンやユニットバスが選べます」ではなくて、
「理想の空間にするにはどういった床や壁にするべきだろうか」
「調理法にあったキッチンはどのようなものだろうか」
「お風呂では星が見たいか」「外の風に当りたいか」などから最適な物を検討します。

また当初の希望や暮らし方も、打合せを重ね、あらゆる可能性を考えることで日々変化していくことが多く、納得がいく物になるにはある程度の時間がかかると思います。

状況次第では早く設計を終わらせなければならない場合もありますが、いろいろ考え、時間をかけ、納得した上で作った建物には愛着が湧きますし、後悔しそうなことの多くも、ある程度シミュレーションの段階でクリア出来るので、いろいろな意味で長持ちする建物になると思います。

少し時間をかけてのちの人生の夢を叶えるための空間をじっくり考えてみるのも、楽しいのではないでしょうか?

細かい要望は聞いてくれるのか?
こちらがつくりたい建物を一方的につくるつもりはありません。
せっかく建物を建てるのですから、決まったプランや仕様のものではなく、プランニングや部材などをひとつひとつ吟味し、クライアントや敷地の個性を尊重しながら相談してつくっていきたいので、要望はどんどん言っていただきたいと思います。
ただ、全体としてのバランスも重要ですので、要望をお聞きし、調整や相談をしながら進めて、まとまりのある建物にしていきたいと考えています。
なぜクライアントのお金で建てた建物を作品というのですか?
責任を持って心を込めて設計・監理をするので、無事に完成した建物は自分の作品といいたいと考えています。
もちろん、クライアントのご理解やご協力があっての事なのでクライアントの作品でもあり、施工者の作品でもあります。
その建物に関わった人すべてが自分の作品だと胸を張っていえるような建物が、いい建物といえるのではないでしょうか。
「設計した建物を自分の作品という建築家には頼まない方がいい」という話も耳にしますが、自分の設計した建物を作品といえない人もどうかと思います。
見積り調整にかかる期間は?
状況により大きく異なります。
我々の場合、完全に予算に収まるように最初から設計するというよりは、比較的実現性のある範囲内で夢を盛り込みながら設計し、見積をとってみたけれどオーバーしたという場合に、予算に合わせて必要な物を選択し、調整していきます。

予算が少なく夢が大きい場合には調整に時間がかかりますし、
予算と夢のバランスがすぐ取れた場合は時間がかかりません。
ただし、予算と大きく異なるような設計はしない方針です。
そのためにも、全体の予算をはっきりいっていただければと思います。

工事にかかる期間は?
これも建物の種類などにより大きく異なります。
おおよそですが、

木造住宅新築の場合  4〜6ヶ月くらい
RC新築住宅の場合  階数+5ヶ月くらい
住宅リノベーションの場合 2〜3ヶ月くらい
オフィス、店舗全面改装の場合  1週間〜1ヶ月くらい
ビルなどは規模や工法によります。

また、地下から遺跡や障害物が出てくるなどの予期しない問題により、余計に時間がかかる場合があります。

どんな工法の建物を設計出来ますか?
特に工法は問いません。
木造在来・2×4・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造、、、
その他、変わった工法でも無理のない範囲なら可能です。

ただ何をやってもいいというわけではなく、建物の用途や予算、地盤状況、土地の気候風土などにより、その建物に適した工法は限られてくると思います。

住宅やマンションの場合の工事費はどれくらいかかりますか?
その時々により相場が変化しますので、お気軽にお問い合わせください。

なお、アプローチが狭い、地盤が悪い、狭小住宅、二世帯住宅などで水回り部分が多い、高級仕様、家具が多い、外断熱などの条件が加わると高くなりますし、
規模が大きい、家具が少ない、シンプル、気候がよくて断熱不要などの条件では安くなります。

ちなみに、同時期に建てた同じ規模で同じような仕上りの鉄筋コンクリート造の住宅でも、
もみじの家は 約90万円/坪
イエノイエは 約45万円/坪
で出来ていまして、気候や立地条件による差が大きく表れました。
(現在では建築費が上がっているので上記のような金額では施工できないと思います)

設計・監理料はどれくらいですか?
一般的な住宅や店舗、マンションスケルトンリフォームの場合、総工事費(税込)の15%を定価とさせていただいていますが、通常の規模や特に難しい条件がない場合は、1割お引きしまして、13.5%とさせていただいています。

また、規模の大きな場合や、関わり方などにより割引させていただきます。

物件の種類や規模、総工費により異なりますので、お気軽にご相談ください。

なお、見積調整時に工事費のコストダウンを図りますので、設計監理料はそれに応じて安くなります。

設計・監理料の支払い時期は?
基本的には下記のようにさせていただいています。

相談は無料

設計契約時1割

基本設計終了時3割

実施設計終了時3割

竣工時3割+最終金清算

はじめは想定工事金額で設計契約をし、その割合で設計監理料をお支払いいただき、工事見積り金額の確定時に設計監理料を清算し、竣工引き渡し時に残りの3割と共に清算させていただきます。

途中で計画がストップしてしまった場合は?
何らかの理由で計画が中断してしまう場合もあるかと思いますが、その場合は設計監理作業の出来高で精算させていただきます。
ハウスメーカーや工務店・ゼネコンでは設計料がないが?
大量生産的な建物の場合、1物件の設計期間は数日という話を耳にするので、あまり設計に経費はかからないのでしょうが、大抵の場合は目に見えないだけで、工事費に含まれているはずです。
また設計事務所にはない住宅展示場の設置費用、営業マンや役員の人達の人件費、パンフレットやCM等の費用も含まれているはずです。

設計料を無駄だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、料理と同じように「ものの理を料る」ことで、同じ素材を使っても、合わせ方や細工の方法などで、より素晴らしいものをつくることが出来ます。

また施工側から出された見積書や工程表などの内容を調整してコストダウンを計り、工事内容を見直すことなどで、コストバランスが良く質の高い空間に仕上げることが出来ます。

そのための経費だとお考えくだされば、無駄なものではないと理解していただけると思います。

空間や物の質などに対する感覚をお持ちの方ならば、既製品や人工素材で組合わされた通常の建物との空気感の違いを感じていただけると思います。

設計だけで監理はナシにできるか?
現場に入ってからの細かい調整でクオリティの高いものになるので、基本的にはお受けしていません。
また、施主、設計、施工の3者が意見を出し合って施工することで、バランスのとれた建築になると思います。

ただ、そこまでお求めでない場合は、アドバイスや監修として関わりますので、その際はご相談ください。

地理的にどの範囲までなら設計できるか?
基本的には首都圏でやらせていただいていますが、海外や沖縄の離島の物件も設計していますので、打合せなどに伺える範囲であれば、危険地帯などでない限り可能です。

遠方の場合はどうしても打合せの頻度や現場監理の頻度が減ってしまいますが、テレビ電話で打合せをしたり、定期的に打合せや現場監理に伺います。

なお、誠に申し訳ありませんが、別途出張経費を請求させていただきます。
(だいたい都心より車で1時間程度、50Km以上の場合)

自分の思い通りに図面を書いてくれないか?
私達は施主と設計者で意見を出し合い、設計を進めております。
もちろんクライアントの希望を実現させることを前提に進めてまいりますが、図面はもう決まっているので、建つように設計図だけ書いてほしいという場合は、私達より他に適した事務所があると思いますので、申し訳ありませんが他の設計事務所にご相談ください。
スタッフの募集はありませんか?
大変申し訳ありませんが、基本的には募集をしていません。
なるべく自分達の手の届く範囲で仕事をしたいので、今後も大々的に募集することは考えていませんが、建築に関することや今後の進路などで質問があれば、可能な範囲でお答えしたいと思いますので、お気軽にご連絡ください。

設計の仕事に進むのであれば、まずしっかりとした夢や理想を持つことをおすすめします。
どの職業にもいえると思いますが、はっきりとした目標がないと、人生の阿弥陀くじの中をさまよってしまうと思います。

自分にこの職業が適しているかのを冷静に考え、適していると判断した場合は、自分を信じて夢を追い求めてください。

夢や理想のない人が、お金や生活、会社のために建物や町並をつくるより、夢や理想のある人に建物や町並みをつくって頂きたいと強く思っています。


ご質問などがございましたら

お気軽にメールをいただければと思います

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