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リノベーションの進め方

まずはお問い合わせください

リノベーションしたい物件が決まっている場合は、どのようなリノベーションをしたいか、竣工までの期間、ご予算をお知らせいただき、物件の資料(図面や管理規約など)がありましたら、お見せいただけると、お打合せでより現実的な話が可能になってきます。

物件が決まっていない場合は、どのようなリノベーションをしたいかをお知らせいただき、物件を探すにあたって可能な範囲でアドバイスいたします。

お打合せ場所は、村上建築設計室でも現地でも可能です。

いろいろお打ち合わせをさせて頂きながら、問題なく計画が進められそうかを探っていきます。

なお、内覧が可能でしたら、拝見させていただけると問題点などが把握しやすくなります。

お問い合わせと相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先

設計契約を結びます
お打合せをさせていただいた上、計画を進めていけそうだと判断していただきましたら、設計契約を結ばせていただきます。

その際、想定される設計監理料の1割をお支払い頂きます。

設計監理料は総工費に対して算出いたしますので、実際の設計監理料は工事契約を結んだ金額で清算させていただきます。

設計契約の前に、契約書の内容と設計監理をする際の重要事項を説明させていただきます。

現地を採寸・調査します

具体的に設計をするにあたり、現地を撮影し、細かく採寸させていただきます。

建物は水平、垂直に見えても、意外と曲がっているので、しっかり採寸することで、納まりのよい建物になっていきます。

建物の環境や光の入り方、景色の見え方、風の入り方なども拝見させていただき、構造の弱い場所や、断熱の弱い場所、設備的に制約になりそうな場所などの問題点も極力見つけていきます。

マンションなどで管理組合がある場合は、管理事務所へも御挨拶と、計画を進めるにあたり問題点がないか確認させていただきます。

基本設計

既存建物の状態や管理規約などの問題点が見えてきた段階で、図面を作成し、基本計画を練ります。

基本計画とは、間取りや主な設備などを決める段階で、計画の骨格が決まる重要なところです。

いろいろな案を出しながら可能性を探り、必要に応じてCGを制作するなどして、クライアントの理想に合った最適なプランを検討していきます。

その際、浴室やバスタブの大きさはプランに大きく関わってきますので、ユニットバスにするかも含めて具体的な物を検討し、実際にショールームに行っていろいろなバスタブに入ってフィットした物を選んでいただければと思います。

また、フローリングなどの床材もインテリアを構成する重要な要素になるので、早めにショールームに行くなどして、現物でお気に入りの材を探していければと思います。

基本設計を進め、お互いこの計画で進めていきましょうと納得がいった段階で基本設計を終え、実施設計へと進みます。

基本設計を終えた段階で、想定の設計監理料の3割をお支払いいただきます。

実施設計

基本設計で決まったプランを、実際に見積りをとって施工ができる図面に仕上げていきます。

主に打合せをする内容としては、キッチンや家具の仕様や細かい寸法、フローリングや壁材、天井材などの仕上材、照明やコンセントなどの設備、トイレや洗面の仕様など多岐にわたります。

クライアントの要望に合わせて細かく設計していきますので、「これらの中から選んでください」というよりは、予算を考慮した上で、ご希望を伺いながら理想の空間をつくりあげていきます。

なお、例えばキッチンで素材や引出しの寸法など細かく指定しても、よほど安いシステムキッチンと比較しない限りは高額にならず、高級なシステムキッチンよりはずっとコストパフォーマンスのよい物をつくることが可能です。

さまざまな仕上げや規格寸法、考え方で作られた既製品をどんどん入れるより、ご希望を伺いながら、素材の特性を考え、適した組み合わせを検討することで、上質で調和した空気感が生まれてきます。

全体的に内容を確認して、問題ないとなった段階で実施設計を終え、施工に向けて準備をします。

実施設計を終えた段階で、想定の設計監理料の3割をお支払いいただきます。

見積出し
完成した実施設計図で見積りをとります。

村上建築設計室の場合、施主、設計、施工の3者で計画を進めることで、見積り金額や工事内容などお互いをチェックし、意見を出し合うことでバランスのとれたものが出来上がると考えています。

ですので、信頼が置ける慣れた業者はご紹介しますが、村上建築設計室での施工の請負や特定業者での施工はしていません。

リノベーションの場合、2社程度に見積りを出し、相見積という競争をして、無理のない工事計画と工事金額を提示していただいた業者に決定することが一般的です。

なお、あまり多くの業者へ相見積に出すと、腕に自信のある工務店は参加しない傾向にありますし、とにかく安い工務店は経営状態が不安定だったり、細かい作業が出来ない場合が多々ありますので、経営状態や施工の実績などを精査して、適した工務店を選別します。

相見積をせず1社特命にする場合は、設計段階から工務店に一緒に参加していただき、具体的なコストを見ながら設計を進めていくことも可能なので、メリットも多くあります。

管理組合などへの書類提出
マンションなどで管理組合がある場合は、通常「管理規約」もあり、工事許可申請が必要なので、規約に従って書類を提出します。

管理組合以外にも確認申請が必要な場合などは、関係機関へ書類を提出します。

見積り調整
予算を意識しながら実施設計は進めますが、あまり予算を意識し過ぎると夢のない計画になってしまいがちなので、調整可能な範囲で夢を盛り込みながら設計します。

そのため、予算より少々オーバーして見積り金額が出てくる場合が多くあります。
(程度によりますが、1〜3割増程度の場合が多く、よく話に聞くような2倍や3倍ということはありません。)

その場合、減額依頼をしたり代替え案を検討しますが、そのリノベーションにとって本当に必要な物は何かを考え、諦めるところは諦めることで、贅肉がとれた機能的な空間に仕上がっていきます。

なので、夢を諦めなければいけないのは少々残念ですが、決して無駄な作業ではありません。

工事請負契約
工務店と見積り金額が決定したら、工務店と工事契約を結んでいただきます。

支払い条件や問題が起きた場合の対処の方法など、契約書の内容を確認してサインします。

契約の際は、印紙代が必要になります。

近隣挨拶

管理組合の工事許可申請の際に必要な場合がありますが、必要ない場合でも周辺にご迷惑をおかけしそうな場合は御挨拶に伺います。

簡単な菓子折りなどを持参し、マンションの場合は上下左右と斜め、戸建ての場合はお隣などに伺います。

実際に着工すれば、工務店からも御挨拶に伺いますが、引き渡し後のことも考え、ご挨拶しておいた方がよろしいと思います。

解体

解体が必要な場合、解体工事に入ります。

躯体など、残すべきところは残しますし、最近は、廃棄物の処理もしっかりやらないといけませんので、いい加減に解体するわけにはいきません。

また、丁寧に解体しないと周辺住民の感情を悪くし、後の工事に影響が出ますので、とても気を遣う行程です。

着工

解体が済んだら、工事に入ります。

躯体のチェック後、まずは墨出しという作業をして、設計図通り納まるかを確認します。

躯体の状況や配管など、解体してみないとわからないところも多いので、初期に一度集まって、納まらないところは早急に調整して、今後の工事が順調に進むようにします。

マンションの場合、配水の本管が特殊な形状をしていることがあり、通常の工事では納まらないケースも出てくるので、経験と柔軟な対応が必要になってきます。

工事打合せ

下地から仕上げへと順調に工事を進ませるため、1〜2週間に一度程度、工事現場などに関係者が集まって定例会議という会議を行います。

ご都合が合えばクライアントの方にも出席していただき、下地の状況や工事の進め方なども確認していただきたいと思います。

また、建材や塗装などのサンプルを並べ、実際の光で確認もしていただきます。

竣工検査

だいたい完成したら、竣工検査を行います。

一通り見て確認し、使用上、問題になりそうな不具合やキズなどは、ダメ直しという工事で直してもらいます。

竣工撮影

建物が完成した段階で、写真を撮らせていただきます。

ダメ直しと平行してお時間を頂き、撮影を行うことが多くあります。

竣工引き渡し

工務店より、使用上の説明や鍵の受け渡しをして、お引き渡しをさせて頂きます。

その際に、関係者で簡単に乾杯してお祝いすることもあります。

竣工引き渡し時に、工事契約時分の金額の増減を清算させていただき、設計監理料の残金をお支払いいただきます。

お引越し
お引越しをしていただきます。

エアコンやカーテンなどが工事に入っていない場合は、取付けなども行っていただきます。

工事のあとのお引越しなので、非常にお疲れになられると思いますので、あまり無理なさらないようにお願いします。

ぜひ、のんびりと空気感を味わってください。

1年点検
フローリングや木製建具など、1年間は微妙に動いて落ち着かない場合もあるので、住みながら不具合を確認していただき、1年後に補修工事に入ります。

なお、生活に支障が出そうな緊急な不具合については、その都度ご連絡いただき、工務店が修理に伺います。

その後

その後も、遊びに行かせていただいたり、テニスやスキーなどしたりして、楽しくお付き合いさせていただいています。

高級リノベーション


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