等々力のkent-house(等々力のケントハウス)
等々力の高台に建つ 巻貝の殻のような壁をまとった住宅
世田谷区等々力の高台に建つシンプルな設計のコンクリート住宅です。
外断熱にしたため温熱環境も良好。
木造住宅に近い位のローコストで仕上がりました。
視界を抜く方向と閉ざす方向に合わせて開口部や壁を配置したので
実際の床面積よりはるかに広がりを感じる家になりました。
また、屋上に上がると広範囲に多摩川沿いの夜景を楽しむことができます。
東京都 世田谷区
曲面の壁で閉じつつ開く 見晴らしのいいRC壁式構造の外断熱住宅 |
表通りから私道に入った突き当たりに敷地があります |
正面には古いコンクリートブロックがあったので 色の濃淡のある親子格子を手前に設置して 塀を隠しつつ奥行き感を与えています |
建物は鉄筋コンクリート壁式構造の外断熱で 手前には巻貝の殻ような打放しの壁をまとっています |
屋上階段の手摺も兼ねた壁は外部からの視線を遮り 中からは見晴らしのいい景色が味わえるようにしています |
奥まった場所には自転車置き場と傘掛けを設けています |
外壁ラインに合わせて土間に刻まれた排水用の溝 |
アーチの下に玄関ドアとポストがあります |
見上げると屋上へ行く階段の上げ裏が見えます |
玄関を入ると正面には階段 右側には廊下が見えます |
階段はコンクリートの片持ち構造で 手摺は2階から吊られています |
玄関から見て最初の部屋はロフト状になっている子供部屋 上から見たところで左下が廊下からの入口です |
上のベッドスペースへは通常ハシゴで上がるところ階段を設けました |
ベッドスペースから入口を見たところ |
外部から見られることなく空へと視線が抜けます |
半地下である下に降りるとデスクのあるスペースがあります |
広いデスクと収納が確保されています |
このように二段になっています |
次は打放しのシンプルな主寝室 将来は子供室との間の間仕切り壁を撤去して メゾネット型の広い寝室にすることも可能です |
寝室の先の階段の奥にはトイレがあります |
廊下の奥には鏡張りの引戸があり 限られたスペースも広く感じることが出来ます |
鏡の引戸を開けると洗濯コーナーと勝手口 そしてウォークインクローゼットがあります 天井にはぶら下がり用の鉄棒も設けています 勝手口を出ると庇のある物干場所になっています |
ウォークインクローゼットはシンプルな打放し |
廊下を振り返ると玄関があります 玄関収納には内部に換気扇を設けていて 湿気た靴やスポーツバッグなどが乾きやすいようになっています |
日中の光が吹き抜けから落ちているところ |
階段を上って2階のLDKに出たところ 手前がリビングで奥がダイニングキッチン その先にバルコニーがあります 巻貝の殻のような壁が周囲からの目線を遮っています |
この壁のうしろが階段で壁の手前はAVカウンターです 上部には大きなハイサイドライトがあり階段室に光を落しています |
リビングからキッチンを見たところ |
ペニンシュラ型のキッチン カウンターはコーリアン製で食事がとれるようになっています |
キッチンの背面収納 内部はダークグレーにしています |
中央の飾り棚にはバング&オルフセンのオーディオが納まります |
収納内部にはグラスなどが納まっています |
飾り棚のサイドには目立たないようにリモコン類や スイッチ関係・給気口を設けています |
キッチンの引出し 中の物が乱れないようソフトクロージングにしています |
パーティ準備の様子 |
ダイニングキッチンから見た引越し後のリビングの様子 大きなソファがちょうど良く納まっています |
階段を上がったところにはトイレと洗面・バスルームの入口があります |
打放しの洗面室とガラスで仕切られた白いバスルーム バスタブはドイツのカルデバイです |
洗面カウンターはボウルと一体のコーリアン 右には使用済みのタオルを入れる穴があります |
洗面台の三面鏡内部 |
バスルームの壁はFRPで床は石 シャワー水栓はハンスグローエです |
窓はハイサイドライトにしていて外部から見られる心配がありません |
階段の先に2階のトイレがあります |
2階トイレを上から見たところ |
キッチンに立つと バルコニー越しに景色を見渡すことが出来ます |
バルコニーから階段で屋上に上がれます |
屋上に上がると空が広がります |
夕方の玄関 |
夜の階段 |
夜のダイニングキッチン |
キッチンから見える月 |
夜の外観 建物本体が浮かび上がります |
屋上から見下ろした夜の外階段 |
屋上からの夜景 羽田方面から武蔵小杉など多摩川沿いの景色がよく見えます |