イエノイエ　ファサード

少し下がって建物を正面から見ます
こちら側も猛烈な風が海から吹き付けるので
防風と開放感を両立させるため、軒と両袖壁で空気のバリアを作り
吹き上げてきた強風をそのまま屋根の上に抜くようにしました

建物に入っていきます
屋根と壁の間には光と風が抜けるスリットを設けています
袖壁の端部には溝を設け、雨水が壁面を汚さないようにしました

チークの無垢板によるドアです。
ドアの把手はチークの木をノミで彫りました。
屋根は残念ながら琉球瓦を作る職人が減ってしまい希少で高価になってしまったため、
多くのリゾートホテル同様、南仏の瓦で代用しました。

メインのテラスです。
気候のいい時はここに椅子やテーブルを出して、
音楽を流しながら海風に吹かれて食事をしたり寛いだりします。
軒は1.8m出し、圧迫感がないよう軒先を細く見せました。