あらゆる物事は不安定で揺れながら存在しているようですが、人間も揺れながらバランスをとり、またそうする事でエネルギーを発しているようです。
皆平等に働けば貧富の差もなく皆平等な生活ができる。
という一見理想的な社会では、人々からは向上心が無くなるでしょうし、
もし性別が男女に別れていなかったら、いちいちお洒落して結婚したり子供を作ったりせず、子孫があまり残らなくなるでしょう。
生活に差があれば生活をよくしたいと思うでしょうし、男女に別れていればモテたいと思い異姓の目をひこうとする。
お腹が減れば満腹になりたいと思い、汗をよくかいたら塩っぱいものを食べようとする。
良くないところでは、暗くて静かなところの車やバイクが電飾をつけたり大きな音で走っていたり、調子に乗っている人を見ると邪魔したくなるというのも関係があるのでしょう。
ある程度の不安定さが生きる力にもつながると思うのですが、憎しみが憎しみを呼ぶ戦争のようなことや、不自然さが不自然さを呼ぶなどの悪循環は避けたいところです。
不安定でいながらも良い状態の世の中を作ることは可能だと思うので、物事の揺らぎを上手くコントロールし、幸せが循環する向上心のある豊かな社会に繋がるよう、皆で意識すると良い世の中になっていくのではないかと思います。
040802
|