お店など商業施設では以前からハロゲンランプを使っていましたが、最近では住宅でもハロゲンが使われるようになってきました。
ハロゲンは色がよく、キラキラして料理やいろいろなものが綺麗に見えるし、電球も比較的長持し照明器具も小さくなる、なかなか優れものの照明器具ですが、触ると熱いし、直接見ると眩しいし、電球はどこでも買えるわけではないので、使い方を考えてから使うといいと思います。
○イニシャルコスト(初期費用)
物により様々ですが、最近多いダイクロハロゲンは定価で2500円くらい。
でも、ネットで安く買うと800円程度です。
○ランニングコスト(維持費)
最近は白熱電球の60%程度の消費量なので、悪くはないでしょう。
ただ、20%程度の蛍光灯よりは高くなります。
○調光
とても向いています。
○電球には素手で触らない
電球に手の脂がつくと、せっかく3000時間近く保つ電球もすぐに切れてしまいます。
それと同じように油やゴミが付きやすいところには、ガラスのカバーが付いているダイクロハロゲンなどを使用した方がいいでしょう。
ハロゲン電球はすぐ切れるという人がいますが、話を聞くと素手で電球交換をしていることが多いようです。
○人の触れるところには設けない
ハロゲンは暖房器具にもなるように、熱いので触ると火傷します。
ダイクロイックミラーという赤外線を後方に放出する傘がついた電球もありますが、それでも熱いです。
またショーケース内に設けている場合もよく見かけますが、熱の発生が少ないと言われるローボルトハロゲンでも、あの中はかなり高温になっています。
○目に直に入るところへは設置方法を考える
非常に小さな面積で強力な光を放出するため、直接見るとかなり眩しいです。
○電球が買えるかの確認をする
ネットショップでかなり特殊な電球も安く手軽に買えるようになりましたが、いろいろなタイプの口金や、ローボルトハロゲンといった自動車ランプのような小さな電球を変圧器で建物でも使えるようにしたタイプのものなどあるので、電球が手に入るものなのかを確認してください。
そんなことなどがありますが、上品で綺麗な光だし、調光にも向いているランプなので、いろいろ考慮した上で効果的に使うと空間がより素敵になると思います。
081202
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